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白鳥神社と錦織神社

羽曳野の古市へ行く用事があったので、駅の近くの白鳥神社へ参拝しました。


御祭神は日本武尊、素戔鳴命、稲田姫命です。

明治時代に近隣の高屋神社を合祀し、その祭神である饒速日命、広国押武金日命(安閑天皇)を合せ祀っています。


白鳥神社・鳥居





日本武尊がクマソを征伐した後、東夷征伐を命じられ、その帰りに伊勢国能褒野で病に倒れた時、尊の魂が白鳥になって、飛び立ったといわれています。



白鳥神社があるこの地は、白鳥が羽を曳いたことから、羽曳野と呼ばれています。


駅のすぐ側にあり、鳥居が二か所あり通り抜けが出来るのですが、とても静かな神社です。



秋祭りの時、地車が出てとても賑やかなのだそうです。



白鳥神社




このあと、私の住んでいる隣町の神社へも行きました。



錦織神社と書きますが、地元では、錦織を「にしこり」「にしこおり」「にしごり」というふうに訛って呼んでいます。


御祭神は 建速素戔嗚命、品陀別命、菅原道真です。







錦織神社・鳥居





本殿は正平18年(1363年)の建築なのだそうです。

入母屋造三間社、正面千鳥破風、軒唐破風付き、檜皮葺きです。

正面の向拝には丸みを帯びた唐破風を造り、屋根の斜面正面につけられた三角形の千鳥破風が唐破風の上に位置しています。

こうした屋根形式は室町時代の神社建築としては珍しく、貴重なものとされているのだそうです。




この建築様式は江戸時代に建築された神社に多く採用され、「錦織造り」と呼ばれ、日光東照宮にも影響を与えたといわれています。

両摂社は小規模な流造二間社で、天神社には文明12年(1480年)の棟札があり、春日社も同じ頃の建築と推定されるのだそうです。

本殿、両摂社とも国の重要文化財に指定されているそうです。






錦織神社







私の印象としては、カラフルで明るい感じがしました。




家の近くにも小さい神社でも、地元の人に愛されその上、深い歴史のある神社もあるのだなあと思いました。



日本でも屈指の有名な神社はもちろん大好きですが、このような歩く道で見つけた小さな神社もそれなりに良いものだななんて、思ったりもしたのでした。


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